2007年 大学入試センター試験 数学TA 解説
第1問〔1〕・〔2〕 第2問 第3問 第4問
第1問
〔2〕(1)
を自然数とします。
に属する数
は
で割り切れる数なので,
と考えられます。
とも置けるので,
は
で割り切れます。
逆に
で割り切れる数は,
と考えられますが,
が
の倍数でなければ
で
割り切ることはできません。したがって,十分条件と考えられるので,Aが正解となります。
に属する数は
で割り切れる数なので,
と考えられます。
とも置けるので,
は
で割り切れます。したがって,
が
の倍数でなければ
で割り切ることはできませんが,
で割り切れる数は
と考えられ,
なので,
で割り切れる数は
の倍数でなければなりません。
したがって,必要条件と考えられるので,@が正解となります。
(2)集合
は,集合
,
の共通部分となるので,Cが正解となります。
集合
は,集合
,
のいずれにも属さない数の集合になる。したがって,
集合
,
の和集合の補集合になるので,Bが正解になります。
集合
は
と
の公倍数になるので,
の倍数の集合と考えられる。したがって,
集合
は
の補集合と考えられるで,正解はFになります。
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