例題
20本のくじがあり,そのうちの4本が当たりのとき,A,Bの2名がこの順に引くとき,
Bが当たる確率を求めよ。ただし,引いたくじはもどさないとし,引いたくじが当たりかどうかは,
2人が引き終ってからわかるものとします。
例題 解答
Aが引いたくじが当たりのときとはずれのときで場合わけをして考える。
(@) Aのくじが当たりのとき
まずAが当たる確率は,20本中4本が当たりなので,
その後,残った19本のうち3本の当たりを引けば良いので,この2つの積事象の
確率と考えて,
(A) Aのくじがはずれのとき
まずAが外れる確率は20本中16本がはずれなので,
その後,残った19本のうち4本の当たりを引けば良いので,この2つの積事象の
確率と考えて,
(@)・(A)の和事象の確率と考えて,
注:ここで重要なのがAもBも引く順番に関係なく同じ確率になります。
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