正弦定理を用いると,
ならば
が成り立ちます。
まず,そのことを証明しましょう。
△
の外接円の半径を
とおくと正弦定理より,
より,
より,
(@)
のとき,
ならば,
となり,
すなわち
が成り立つ。
(A)
のとき,
,
は△
の内角なので,
となり,
が成り立つ。
なので,
となり,
すなわち
が成り立つ。
よって,(@)(A)より,いずれの場合でも
ならば,
が成り立つ。
この証明より,
三角形の辺の大小関係はその対角の大小関係と一致する
ことが分かります。
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